中日本エクストール横浜株式会社

大変さを凌駕する“楽しさ”がある環境
日々成長を感じられる最前線の職場

Nさん

チーフ

入社年/2018年

勤務地/八王子料金所

前職/オートバイ販売

INTERVIEW

最前線で働きたいという思いから“チーフ”という立場で陣頭指揮をとっています。

八王子料金所において、チーフとして勤務しています。
我々の特徴的な勤務体系に「昼夜勤」があります。朝9時までに出社し翌朝9時すぎまでの24時間以上を料金所に詰める勤務体系です。その内16時間を勤務する形です。つまり一般的な仕事の2日分です。一度出勤すると、実際は24時間と少しなのですが、勤務として2日分のため「普通の方の倍速で歳をとる」とスタッフ間では冗談を言っています(笑)。
チーフは夜間の料金所オフィスで司令塔の役割を務めます。管理職が帰宅するので責任者として指示を出す立場です。実は若いころから常に最前線で働きたいと思ってきました。ゆえ、今のポジションがとても心地いいです。指示を出す立場ですが、料金所の最前線ですし、いざとなれば自分が現場に行く準備もしています。

祖父を見ていた幼少期から料金所で働くイメージを持っていたんです。

前職はオートバイの販売等に35年ほど携わっていました。前半の10数年は法人営業をしていて、なかなか苦労したという思いがあります。大企業がお客様でしたので、いわゆる街のオートバイ屋さんも経験しておこうと思い、後半は一般的なオートバイ販売店で働きました。

いずれも常に最前線で働いていたと思っています。ただ、20代のとき、生涯できる仕事ではないなと漠然と感じてもいたんです。
ふと、私の祖父が定年退職後に八王子料金所で働いていたことが頭をよぎりました。料金所が開所されたぐらいの時だったと思います。それを小さいながらに見ていて、自分も歳をとったらやるのかなと感じていたんです。子供ながらに最前線の場であることを感じ取っていたのかもしれません。

社長の印象的な言葉が現在の料金所を端的に表しています。

「料金所はかつて車が止まる場所だった。今はETCが普及して90%以上が通過をする。それは高速道路の本線と同じだということを意味していて、つまり、危険な場所である。我々の職場とはそういうところ」。当社の社長(取材当時)が就任時に話した言葉です。

祖父の時代のように停車した車のドライバーからお金をもらうことが主要業務ではなく、車が流れているなかで何らかのトラブルに対応するのが我々の仕事だということがわかり、昔とは全然違うなと思いました。ETCを管理する仕事がメインで、大袈裟に言えば常時戦いのような臨戦態勢です。何もないだろうではなく、何かあるかもしれないというスタンスで待機しています。

八王子料金所は1日何万台と車が通過します。トラブルの発生率は小さな数字ですが、結構トラブルがあるという感覚で備えています。

私にとって楽しい職場。それは自分も含め常にやるべきことを全員が全うしているから。

職場のことを話しますと、八王子料金所は私にとって“とても楽しい現場”だと言えます。
「楽しい」という意味は、例えば、スタッフそれぞれが「約束は守ること」「役割を果たすこと」。それらを考えて働いているので、そう言った意味で楽しいです。みんな同じ方向を向いてくれていると思っているので、恵まれているなと思います。

実は同僚の年齢を意識していません。私は還暦に近いのですが、常に自分が一番年下のイメージでいます(笑)。もちろん、若い子の動きにはかないません。意識的に雰囲気を良くしようとはしていませんが、人の揚げ足をとったり、アラを探すようなことをしない職場環境にしています。ミスは誰にでもあります。だから、みんなでバックアップして対応します。

しっかり休みがとれることで、プライベートを充実させられます。

他の職種の人からはびっくりされるくらい休みの時間を確保できますね。昼夜勤が終わった9時すぎから、その翌日、翌々日が通常であれば休日となります。
つまり、圧倒的にオフの時間が増えました。私は音楽院を卒業していまして、この休日時間を利用して音楽をやり始めました。学生時代の仲間と月1回程度の頻度でセッションもしています。当時はエレキギターを弾いていましたが、今はアコギで。当時のギターも自宅にありましたが、1本買い足しました! 3人でセッションをしていますが、二人とも「今、これが一番楽しいんだよ」と喜んでいて、自分にとってはそれがうれしくて続いています。

少しでも料金所の業務に興味がある方にどうしても伝えたいことがあります。

私がこの仕事に飛び込もうとする際、会社のホームページを閲覧しました。入社前でしたので、昼夜勤の勤務体系を知らず、24時間ちょっとの勤務と掲載されていたので、それって大丈夫なのかな?と思いました。ただ、実際には特に問題なくできています。休憩の時間も確保されますし、休むのも仕事だと言われるほど。もし不安の方がいれば「大変ではないよ」とをお伝えしたいです。そして、携わる業務は奥が深いです。

業務の種類が多く、覚えることもたくさんありますが、定量的な大変さを凌駕する“楽しさ”があることをどうしても伝えたいです。お客様相手なので対応が異なることもありますが、やるべきことを覚え、積み上げていくことで自分が成長していきます。昨日の自分より今日の自分は一歩前に進んでいる、そんな感覚です。その仕事が楽しくないわけがない!ですよね。

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